「勉強しなさい」で勉強する子は少ない?やる気を下げる声かけ・伸ばす声かけ
🌱 はじめに
「早く勉強しなさい!」
「いつになったらやるの?」
つい言ってしまうこと、ありませんか?
子どものことを思っているからこそ、
言いたくなる言葉です。
でも実は、
“勉強しなさい”が逆効果になることもあります。
この記事では
・ なぜ「勉強しなさい」が響かないのか
・ やる気を下げる声かけ
・ 子どもが動きやすくなる関わり方
を具体例つきで解説します。
🌱 なぜ「勉強しなさい」が逆効果になるのか
理由はシンプルです。
子どもは
「やらされる」と動けなくなるから。
心理学では、
“自分で決めた”と感じる方が行動しやすいことが分かっています。
つまり
❌ 「勉強しなさい!」
→ やらされ感
⭕ 「どうする?」
→ 自分で考える
この違いが大きいのです。
🌱 やる気を下げる声かけ
■ ① 「なんでやらないの?」
この言葉。
実は責められているように感じやすいです。
すると子どもは
・黙る
・イライラする
・逃げたくなる
状態になりやすくなります。
■ 中学生の例
テスト前。
親:「なんで勉強しないの?」
子:「今やろうと思ってた!」
…こんなやりとり、ありませんか?
本当は“やれていない自分”に
一番焦っているのは本人かもしれません。
■ ② 「○○ちゃんはできてるよ?」
比較は一時的に動くことがあります。
でも長続きしません。
むしろ
「自分はダメなんだ」
という気持ちにつながることも。
■ NG例
❌ 「お兄ちゃんはできたのに」
❌ 「友達はもっと勉強してるよ」
■ ③ 「もっと頑張って」
頑張っている子ほど苦しくなる言葉です。
特に
「やってるのに伸びない」
子には逆効果なこともあります。
🌱 子どもが動きやすくなる“伸ばす声かけ”
では、どう関わればいいのでしょう?
ポイントは
→ 「正解を言う」より「対話する」
です。
■ ① 「今どんな気分?」
まずは“勉強”の前に、状態を聞く声かけです。
やる気が出ないとき、実は
・疲れている
・不安がある
・何からやればいいか分からない
こともあります。
■ 中学生の例
❌ 「早く勉強始めなさい」
ではなく
⭕ 「今日、頭使えそう?」
⭕ 「今って集中できそうな感じ?」
すると
「ちょっと疲れてる」
「数学ならできそう」
など、本人の気持ちが見えてきます。
→ “やらせる”前に“状態を知る”ことが大切です。
■ ② 「最初の一歩、何ならいけそう?」
“命令”ではなく
本人が決めやすい質問に変える声かけです。
脳は大きな課題が苦手。
だからこそ
「全部やる」より
“始めやすさ”が大事。
■ 日常の例
❌ 「ワークやって」
ではなく
⭕ 「今なら何分くらいいけそう?」
⭕ 「見るだけ・1問だけならどう?」
⭕ 「最初、一緒にやる?」
“選べる”ことで
安心して動き出せることがあります。
■ ③ 「昨日より進んだね」
結果ではなく
“成長”を見る声かけです。
■ 例
❌ 「90点取れた?」
ではなく
⭕ 「昨日より集中できてたね」
⭕ 「5分でも机に向かえたね」
小さな成功体験が
自信(自己効力感)につながります。
🌱 DEKObokoの考え方
DEKObokoでは
「やらせる」より
“一緒に考える”ことを大切にしています。
勉強は
・安心できる環境
・対話
・小さな成功体験
で変わります。
だからこそ
「どうしたらできそう?」を
一緒に探します。
これは、最終的に
自分で学びを回せる力(自走学習)につながっていきます。
詳しくはこちら↓
🌱 まとめ
「勉強しなさい」で動かないのは
→ やる気がないからではなく
→ “動きづらい状態”だから
かもしれません。
だからこそ
「なんでやらないの?」ではなく
→ 「何からならできそう?」
この声かけから始めてみてください。
小さな対話が、
子どもの未来を少しずつ変えていきます。


