テストの点数が悪かったときどうする?成績を伸ばす振り返り5ステップ
🌱 はじめに
「頑張ったのに、テストの点数が悪かった」
「前より勉強したのに、思ったほど点数が上がらなかった」
「答案を見るのが嫌で、そのまましまってしまう」
そんな経験はありませんか。
テストの結果が悪いと、
「自分は勉強ができない」
「もう頑張っても意味がない」
と感じてしまうことがあります。
保護者の方も、
「こんな点数で大丈夫?」
「もっと勉強しないと」
と心配になるかもしれません。
でも、テストは「できる・できない」を決めるためだけのものではありません。
大切なのは、点数を見たあとに何をするかです。
間違えた問題や、うまくいかなかった勉強方法を振り返ることで、
「次は何を変えればいい?」
が見えてきます。
この記事では、テストの点数が悪かったときに落ち込みすぎず、次の成績アップにつなげるための振り返り方法を紹介します。
🌱 この記事の結論
テストの点数が悪かったときに大切なのは、
「もっと勉強する」
とすぐに決めることではありません。
まず、
結果を見る → 原因を分ける → 勉強方法を振り返る → 次の行動を決める → 小さく試す
という流れで考えてみましょう。
点数だけを見ると、
「できなかった」
で終わってしまいます。
でも答案を細かく見ると、
「知識が足りなかった」
「覚えていたけれど使えなかった」
「時間が足りなかった」
「ケアレスミスが多かった」
など、原因は一つではありません。
DEKObokoでは、テスト結果を「自分を評価する材料」ではなく、自分に合う学び方を見つける材料として捉えることを大切にしています。
🌱 テストの点数が悪かったときに振り返りが必要な理由
点数だけでは「なぜできなかったか」が分からない
例えば、数学で60点だったとします。
同じ60点でも、
「公式を覚えていなかった」
「途中式でミスした」
「後半まで時間が足りなかった」
では、次にやることが違います。
点数は結果です。
その結果が出た理由まで見ることで、次の勉強方法が見えてきます。
同じ失敗を繰り返しにくくなる
テストが返ってきたあと、
「次は頑張ろう」
だけで終わると、次回も同じやり方になることがあります。
一方で、
「前回はワークを1周して終わった」
「今回は間違えた問題を解き直してみよう」
と具体的に変えると、学び方も少しずつ変わっていきます。
自分に合う勉強方法が分かる
振り返りでは、悪かったことだけを見る必要はありません。
「今回は英単語は覚えられていた」
「前より数学の計算ミスが減った」
という部分も確認します。
そこから、
「何がうまくいった?」
を考えることで、自分に合う勉強方法も見つけやすくなります。
点数以外の成長にも気づける
テストの点数だけでは見えない成長もあります。
例えば、
「前回より勉強を早く始められた」
「自分で計画を立てられた」
「分からないところを先生に聞けた」
「前より空欄が減った」
こうした変化も、次につながる大切な一歩です。
🌱 テスト結果が悪かったときによくある4つの失敗パターン
点数だけ見て落ち込む
テストが返ってきた瞬間、
「50点だった」
という数字だけで全部を判断してしまうことがあります。
でも、本当に見るべきなのは、
「どこで点を落とした?」
という中身です。
点数そのものより、原因を見るようにしましょう。
答えを写して終わる
間違えた問題を赤ペンで直して終わり。
これもよくあります。
答えを写すだけでは、
「次に同じ問題が出たら解けるか」
が分かりません。
解説を確認したあと、何も見ずにもう一度解いてみることが大切です。
「もっと勉強時間を増やす」とだけ決める
結果が悪いと、
「次は毎日3時間勉強する」
と決めたくなるかもしれません。
でも、原因が勉強時間ではなく勉強方法にある場合、時間だけ増やしても変わりにくいことがあります。
まず「どこを変えるか」を考えましょう。
自分を責めて終わる
「自分は頭が悪い」
「努力が足りなかった」
と考えても、次に何をすればいいかは分かりません。
代わりに、
「何がうまくいかなかった?」
「どこなら変えられる?」
と考えてみましょう。
🌱 テストの振り返り5ステップ
① 点数ではなく答案の中身を見る
最初に見るのは、合計点だけではありません。
答案を見ながら、
「どこで間違えた?」
「どこはできた?」
を確認します。
例えば、
「計算問題はできた」
「文章題で落とした」
「英単語は取れたけど長文で失点した」
といった形です。
今日からできることは、答案を見て「できた問題」にも丸をつけることです。
できなかったところだけでなく、できたところも確認しましょう。
② ミスの原因を4つに分ける
次に、間違えた問題を原因ごとに分けます。
例えば、
「覚えていなかった」
「理解があいまいだった」
「時間が足りなかった」
「ケアレスミスだった」
などです。
原因が違えば、対策も変わります。
暗記不足なら復習方法を変える。
理解不足なら解説を読み直す。
時間不足なら時間を測って練習する。
ケアレスミスなら、自分のミスのパターンを確認する。
このように、原因と対策をつなげます。
③ テスト前の勉強方法を振り返る
答案だけでなく、テスト前の行動も振り返ります。
「いつから始めた?」
「ワークは何周した?」
「間違えた問題をやり直した?」
「暗記は読むだけになっていなかった?」
「分からないところをそのままにしていなかった?」
などです。
ただし、「全部ダメだった」とまとめないこと。
一つずつ確認していきましょう。
④ 次回変えることを1〜2個に絞る
振り返ると、改善したいことがたくさん見つかるかもしれません。
でも、全部一度に変えようとすると続きにくくなります。
例えば、
「次はテスト2週間前から始める」
「間違えた数学の問題をもう一度解く」
など、1〜2個に絞ります。
小さく変えて、次回また振り返る。
これで十分です。
⑤ 次のテストまでに小さく試す
振り返りは、書いて終わりではありません。
次のテストまでに実際に試してみます。
「英単語は読むだけでなく、何も見ずに思い出す」
「数学は解説を読んだあと、自分で解き直す」
「勉強開始を3日前から1週間前に変える」
などです。
そして次回、
「前よりどうだった?」
をまた確認します。
🌱 テストの振り返りを続ける7つのコツ
振り返りは10分でもいい
長い反省文を書く必要はありません。
答案を見ながら10分だけでも十分です。
大切なのは、毎回少しでも振り返ることです。
悪かったところだけ見ない
「英語は下がったけど数学は上がった」
「点数は同じでも空欄が減った」
など、小さな変化も確認します。
原因を性格にしない
「自分はだらしない」
「集中力がない」
ではなく、
「スマホが机にあって集中が切れた」
「勉強開始が遅くて復習時間が足りなかった」
と、変えられる部分まで具体的にします。
次回の目標を小さくする
「次は100点」
だけではなく、
「計算ミスを2問減らす」
「英単語の空欄を減らす」
など、行動につながる目標も作りましょう。
振り返る日を決める
テスト返却後すぐにできない場合は、
「週末に答案を見る」
など、振り返る時間を決めておきます。
環境や仕組みを作ることも、続けるための工夫です。
保護者や先生と一緒に整理してもいい
自分一人では、
「なぜ間違えたか分からない」
こともあります。
そんなときは、先生や保護者、学習支援者などに一緒に見てもらう方法があります。
完璧な振り返りを目指さない
毎回全部の問題を分析しなくても大丈夫です。
「今回は数学だけ」
でも構いません。
完璧より、続けられる振り返りを大切にしましょう。
🌱 教科別・テスト結果の振り返り方
数学|ミスの原因を細かく分ける
数学では、
「計算ミス」
「公式忘れ」
「解き方が分からなかった」
「問題文の読み違い」
などに分けます。
同じ不正解でも、原因によって対策が変わります。
英語|単語・文法・読解を分ける
英語は、
「単語が分からなかった」
「文法があいまいだった」
「長文を読む時間が足りなかった」
などに分けます。
英語全部が苦手とまとめず、どこで失点したかを見ましょう。
国語|根拠を確認する
国語では、
「なぜその答えを選んだ?」
「本文のどこを根拠にした?」
を確認します。
正解を覚えるのではなく、考え方を振り返ることが大切です。
理科・社会|暗記だけでなく理解も見る
用語を覚えていても、理由やつながりが分からないと解けない問題があります。
「覚えていなかった」
だけでなく、
「理解が足りなかった」
問題も分けてみましょう。
🌱 目的別・テスト結果が悪かったときの考え方
定期テストの点数が悪かった場合
まず、次の定期テストまでに変えられることを一つ決めます。
例えば、
「学校ワークを提出前に1回解き直す」
「毎日10分だけ暗記する」
などです。
大きく変えるより、小さな改善を積み重ねましょう。
平均点よりかなり低かった場合
「全部できていない」と考えず、まず基本問題から確認します。
どこまで理解できているかを整理し、必要なら前の単元まで戻りましょう。
頑張ったのに点数が上がらなかった場合
この場合は、勉強時間より勉強方法を振り返ることが大切です。
読むだけになっていなかったか。
問題を解く時間が少なかったか。
間違い直しができていたか。
「頑張り方」を見直すことで、次のヒントが見つかることがあります。
受験に向けて結果が悪かった場合
一回の結果だけで、
「もう無理」
と決める必要はありません。
志望校までに必要な力と、今の課題を整理しましょう。
優先順位をつけて取り組むことが大切です。
🌱 学年別・状況別に考えるテストの振り返り
中学生の場合
中学生は、まだ自分に合う勉強方法を探している途中です。
テスト結果を、
「得意・不得意を決めるもの」
だけにせず、
「どんな勉強ならうまくいった?」
を知る材料にしましょう。
高校生の場合
高校生になると科目数も増え、すべての教科を同じように振り返るのは大変です。
まずは、
「失点が大きかった教科」
「次に優先したい教科」
から始めても構いません。
不登校傾向がある場合
久しぶりに受けたテストで点数が低かったとしても、
「遅れている」
だけで判断しないことが大切です。
まず、
「どこまでできた?」
「今どこからなら学び直せそう?」
を確認します。
受けられたこと自体が大きな一歩の場合もあります。
発達特性がある場合
時間配分や問題の読み飛ばし、見直しの難しさなどに特徴が出ることがあります。
「もっと注意しよう」
だけではなく、
「問題に印をつける」
「見直す順番を決める」
など、具体的な仕組みを考えてみましょう。
🌱 保護者ができるサポート
最初に「何点だった?」だけを聞かない
テストが返ってくると、点数が気になるのは自然なことです。
ただ、最初から点数だけに注目すると、本人が責められていると感じる場合があります。
「どうだった?」
「できた問題もあった?」
と聞いてみましょう。
「もっと勉強しなさい」より原因を一緒に見る
点数が悪かったからといって、勉強時間だけが原因とは限りません。
「どんなところで間違えた?」
「前回と違ったところはある?」
と、一緒に整理してみましょう。
結果だけでなく取り組み方を見る
「点数は上がらなかったけど、今回は1週間前から始められた」
「前より見直しができた」
といった部分も認めます。
結果だけでなく、過程を見ることが自己効力感につながります。
振り返りを親が全部やらない
保護者が答案を分析して、
「次はこれをやりなさい」
と全部決めると、本人が考える機会が減ることがあります。
「自分ではどこが原因だと思う?」
と聞き、本人の考えを引き出してみましょう。
🌱 テスト結果へのNG対応
「この点数じゃダメ」と決めつける
点数は一つの結果です。
その子自身の価値を決めるものではありません。
兄弟や友達と比べる
「あの子は80点だった」
と比べても、次の行動は見つかりません。
前回の自分と比べて、変化を確認しましょう。
すぐに勉強時間だけ増やす
まずは原因を見てから、必要な対策を考えます。
間違いを全部「ケアレスミス」で済ませる
本当にケアレスミスなのか、
「理解不足」
「時間不足」
「読み違い」
なのかを分けることが大切です。
振り返りを反省会にする
「できなかったことを責める時間」
ではなく、
「次はどうするかを考える時間」
にしましょう。
🌱 勉強は「学び方」の一部
テストの振り返りは、点数を上げるためだけの作業ではありません。
「自分はどんな問題でミスしやすい?」
「どんな勉強方法だと覚えやすい?」
「いつから始めると余裕がある?」
「どの教科は一人でできて、どこは助けが必要?」
こうしたことを知る機会でもあります。
例えば、
「英単語は覚えられていた」
「でも長文で時間が足りなかった」
と分かれば、
次は暗記量を増やすより、長文を時間を測って解く方が合っているかもしれません。
このように、
結果を見る。
原因を考える。
方法を変える。
もう一度試す。
という流れを繰り返すことで、自分に合う学び方が少しずつ見えてきます。
これが、DEKObokoが大切にする「メタ学習」の一つです。
🌱 DEKObokoの考え方
DEKObokoでは、テストを
「何点取れたかを評価するだけのもの」
とは考えていません。
大切なのは、その結果から何を学ぶかです。
メタ学習|自分の学び方を振り返る
「なぜできた?」
「なぜできなかった?」
「次は何を変える?」
と、自分の学習を一段上から見ていきます。
これがメタ学習です。
伴走学習|一人で答えを出さなくてもいい
振り返りをしても、
「原因が分からない」
ことがあります。
そんなときは、誰かと一緒に考えても大丈夫です。
「この問題はどこで止まった?」
「勉強するとき、何をしていた?」
と対話しながら整理することで、自分では気づけなかった原因が見えることがあります。
自走学習|計画→実行→振り返り→修正を回す
DEKObokoでは、
計画する。
実行する。
振り返る。
修正する。
この流れを大切にしています。
テストは、そのサイクルの中にある「振り返りの材料」の一つです。
結果を見て終わりではなく、
「次はどうする?」
まで考えることで、自分で学習を調整する力が育っていきます。
小さな成功体験が自己効力感を育てる
成績アップというと、大きな点数の変化を想像しやすいかもしれません。
でも、
「前より計算ミスが1問減った」
「空欄が減った」
「自分で原因を見つけられた」
「テスト後に解き直しができた」
これも立派な成功です。
小さな成功体験を積み重ねることで、
「自分でも変えられる」
という自己効力感につながっていきます。
DEKObokoでは、点数だけを見るのではなく、一人ひとりが自分の学び方を知り、少しずつ自分で学習を回せるようになることを大切にしています。
中学生・高校生の学習習慣づくりや振り返りについては、DEKObokoの中高生向けコースでも紹介しています。
中高生コース(DYLコース)
https://co-learningpark.com/chuukousei
🌱 よくある質問(FAQ)
Q. テストの点数が悪かったら最初に何をすればいいですか?
まず、合計点だけでなく答案の中身を確認しましょう。
「どこで間違えたか」「何ができたか」を見て、原因を整理します。
Q. テストの振り返りは何を書けばいいですか?
「できたこと」「間違えた原因」「次回変えること」の3つだけでも十分です。
長い反省文を書く必要はありません。
Q. 頑張ったのにテストの点数が悪かったのはなぜですか?
勉強時間だけでなく、勉強方法が合っていなかった可能性もあります。
読むだけになっていなかったか、問題演習や解き直しができていたかなどを振り返ってみましょう。
Q. テストの解き直しはいつやればいいですか?
答案が返ってきて内容を覚えているうちに、一度確認する方法があります。
すぐに全部できなければ、週末など振り返る時間を決めても構いません。
Q. テスト結果が悪くてやる気が出ません。どうしたらいいですか?
すぐに次の目標を大きく決めず、
「今日は間違えた問題を1問だけ見る」
など、小さく始めてみましょう。
できたことも確認すると、次の一歩につながりやすくなります。
Q. 親はテストの点数が悪かった子どもに何と声をかければいいですか?
「なんでこんな点数なの?」ではなく、
「どこが難しかった?」
「次は何を変えてみる?」
と、原因や次の行動に目を向ける声かけがおすすめです。
🌱 まとめ
テストの点数が悪かったとき、
「もっと頑張らなければ」
「自分は勉強ができない」
と思ってしまうことがあります。
でも、点数は終わりではありません。
次の学び方を考えるための材料です。
答案を見る。
原因を分ける。
テスト前の勉強を振り返る。
次回変えることを一つ決める。
そして、小さく試してみる。
この流れを繰り返すことで、
「自分には何が合っている?」
「どこを変えればいい?」
が少しずつ分かるようになります。
前回より1問多く解けた。
ケアレスミスが減った。
早めに勉強を始められた。
自分で振り返りができた。
そんな小さな成功体験も、大切な成長です。
できなかったところだけではなく、
「前よりできたこと」
にも目を向けてみましょう。
テストの点数に一喜一憂するだけでなく、自分で計画し、実行し、振り返り、修正する。
その積み重ねが「自分にも変えられる」という自己効力感につながります。
うまくいかなかったテストも、次の一歩につながれば無駄ではありません。
一歩ずつ、自分に合う学び方を見つけながら、明日がちょっと楽しみになる学びにつなげていきましょう。
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中高生コース(DYLコース)
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「勉強計画の立て方」
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