子どもの自己効力感とは? 自信と挑戦する力を育てる関わり方
子どもの成長において、
とても重要な心理的な要素のひとつが
自己効力感(self-efficacy)
です。
自己効力感とは、心理学者 アルバート・バンデューラ(Albert Bandura) が提唱した概念で、
「自分の行動によって結果を変えられる」
「努力すればできるようになる」
と感じられる感覚のことを指します。
この感覚は、
- 学習への意欲
- 新しいことへの挑戦
- 困難に向き合う力
などに大きく影響すると言われています。
この記事では、
- 子どもの自己効力感とは何か
- なぜ大切なのか
- 自己効力感を育てる関わり方
について解説します。
🌱 自己効力感が高い子どもの特徴
自己効力感が高い子どもには、
いくつかの共通した特徴があります。
例えば、
- 新しいことに挑戦しやすい
- 失敗してもやり直そうとする
- 困難に対して粘り強い
- 自分で考えて行動する
といった行動です。
一方で自己効力感が低い場合、
- 「どうせできない」と感じる
- 挑戦を避ける
- 失敗を強く恐れる
といった傾向が見られることがあります。
🌱 子どもの自己効力感はどのように育つのか
心理学研究では、
自己効力感は主に4つの経験によって育つとされています。
① 成功体験(達成経験)
最も強く影響するのが
成功体験です。
例えば、
- 問題が解けた
- 前よりできるようになった
- 努力して成果が出た
といった経験です。
小さな成功体験を積み重ねることで、
「自分にもできる」
という感覚が育っていきます。
② 他者の成功を見る経験
同じ年代の子どもが努力して成功する姿を見ることも、
自己効力感に影響すると言われています。
例えば、
- 友達が努力して成績を上げた
- 周囲の人が挑戦している
といった経験です。
「自分にもできるかもしれない」
という感覚が生まれます。
③ 周囲からの言葉や励まし
保護者や先生からの言葉も
自己効力感に影響します。
例えば、
- よく頑張ったね
- 前よりできるようになったね
- 工夫して取り組めたね
など、努力や成長に注目した声かけです。
④ 自分の状態を理解すること
自分の
- 気持ち
- 得意なこと
- 苦手なこと
を理解することも、
自己効力感につながります。
自分の状態を理解することで、
「どうすれば前に進めるか」
を考えやすくなります。
🌱 勉強と自己効力感の関係
勉強においても、
自己効力感はとても重要です。
自己効力感が高い生徒は、
- 勉強に取り組みやすい
- 難しい問題にも挑戦する
- 継続して努力できる
という傾向があります。
一方で自己効力感が低いと、
- 勉強を避ける
- 「どうせできない」と感じる
- 学習を続けにくい
といった状態になることがあります。
そのため、学習支援では
知識だけでなく自己効力感を育てること
も重要だと言われています。
🌱 子どもの自己効力感を育てる関わり方
家庭や教育の現場では、
次のような関わり方が大切です。
小さな成功体験を大切にする
例えば
- 今日10分勉強できた
- 前より理解できた
といった小さな成長を
一緒に確認することが大切です。
失敗を責めない
失敗は
「できない証拠」ではなく
「学びの情報」
として扱うことが重要です。
失敗を振り返ることで、
次の挑戦につながります。
自分で考える機会を作る
例えば
- 次はどうしたい?
- どこが難しかった?
- どうすれば良さそう?
といった問いかけです。
こうした対話を通して、
子どもは自分の行動を振り返るようになります。
🌱 DEKObokoが大切にしていること
新所沢にある Co-learning park DEKOboko では、
- メタ学習(学び方を学ぶ)
- 伴走学習(1対1の個別指導)
- 自走学習(チームでの学び)
という3つのステップを通して、
自走力と自己効力感
を育てることを大切にしています。
学びの中で
- 小さな成功体験
- 振り返り
- 対話
を積み重ねることで、
「自分ならできる」
という感覚を育てていきます。
🌱 まとめ
子どもの自己効力感とは、
「自分ならできる」と感じられる力
です。
この感覚は、
- 学習
- 挑戦
- 将来の行動
にも大きく影響すると言われています。
自己効力感は、
- 小さな成功体験
- 周囲の関わり
- 振り返り
の中で少しずつ育っていきます。
その積み重ねが、
自分の力で未来を切り開く力
につながっていくと私たちは考えています。
そしてその学びが、
「明日がちょっと楽しみになる」
そんな感覚につながることを大切にしています。
【関連記事】
・DEKOboko流 学びが伸びる5つの土台
・居場所を大切にしている理由
・DEKOboko流 授業スタイル
・DEKOboko流 授業中に大切にしていること
・自走力(自己効力感)について
・DEKOboko流 学びを支える12の視点
・どうしてこの塾を作ったのか -この塾をつくった背景と想いについて-
その他の、関連記事はこちらから!


